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白ブタさん

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本好きな兼業主婦,"kimi"ののんびり日記です。
最近は映画の記事の方が増えてきてるかも(^^ゞ

今年も読書&映画を、時間の許す限り頑張りたいと思います☆

※記事と直接関係がないと判断したTBは削除させていただいております。ご理解願います。
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それでも恋するバルセロナ (2008・スペイン/アメリカ)

2009/07/05 00:25
ウッディ・アレン監督でスカーレット・ヨハンソンとペネロペ・クルスの共演ということで、期待していた作品



バルセロナにバカンスに訪れたクリスティーナ(スカーレット・ヨハンソン)とヴィッキー(レベッカ・ホール)は、画家のフアン・アントニオ(ハビエル・バルデム)に惹(ひ)かれていく。そんな中、彼の元妻のマリア・エレナ(ペネロペ・クルス)が戻ってきたことから、やがてクリスティーナとマリア・エレナにもある感情が芽生え始め……。(シネマトゥデイ)

一人の男性を取り巻く美女三人。なのではちゃめちゃでちょっとセクシーなラブコメかなぁと思ってたのですが、また想像とは違った方向にはちゃめちゃでした(^_^;)

親友同士のクリスティーナ(スカーレット・ヨハンソン)とヴィッキー(レベッカ・ホール)。
この二人がスペイン画壇でもっともスキャンダラスな噂の持ち主フアン・アントニオ(ハビエル・バルデム)と出会う。
そしてアバンチュール(?)に誘われるんですよねぇ。
ここまでは割りと予想どおりだったんですけども・・・。

クリスティーナがのりのりで、ヴィッキーは婚約者もいるしでいやいや。
でも突然クリスティーナが胃潰瘍でたおれちゃったりしたせいで、アントニオとヴィッキーが二人きりで行動してるうちに彼女も彼にひかれていってしまう。

そしてアントニオの元妻のマリア(ペネロペ・クルス)も表れ、ヴィッキーの婚約者もスペインにやってきてもう大変
このマリアの切れっぷりと美しさは素晴らしかったです。
さすがペネロペ(*^_^*)
スカーレットもかわいかったけど、ちょっと負けてたかなぁ。

そんなんでぐちゃぐちゃなんですが、意外とカラッとしてるというか、ライトなのりで、最後まで行っちゃいます。
ラストの肩透かしな感じは、ウッディ・アレンだなぁという感じ
ちょっと笑っちゃいました
なんか古い映画みたいなナレーションが入るのも、ライトな感じに拍車をかけてたかも。
見終わった直後は、なんじゃこりゃ?って感じだったのですが、今思い出すとけっこうおもしろかったような気がしてきました。
途中ちょっと退屈なとこはあったのですが、ガウディの建築なんかも見れるし、スペインの空気も感じれて、けっこうよかったです。

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MW−ムウ− 第0章 〜悪魔のゲーム〜 (ドラマ)

2009/07/01 00:03
7月4日公開予定の映画、『MW−ムウ−』 の前日譚でスピンオフなドラマ。
もう前売り購入済なので、こちらも見ておかねばと。
あと小出恵介くんも出てるんですよねぇ。
どちらかというとこちらが目当て(^^ゞ


これは映画のサントラ


映画の数ヶ月前を描くオリジナルストーリーとなるこのスペシャルドラマは、
不況により職と住居を失った青年・佐藤健演じる「森岡隆志」が、
モラルを超越した男・玉木宏演じる「結城美智雄」に出会うことにより動き始めます。

自分の育った養護施設を守るために、犯罪に手を染める主人公。
その行く手には思いもかけない壮大な罠が待ち受けていた!
愛する人を守るために戦う佐藤健の姿が涙を誘い、どこまでもクールな玉木宏の姿が溜息を呼ぶ。(テレビ
ドガッチ HPより)


ここで結城(玉木宏)の手伝いをしてるチンピラみたい(涙)なのが小出恵介演じる桜田浩介。
彼が佐藤健演じる森岡隆志を怪しい仕事へと誘います。

最初はただ荷物を運ぶだけだったけど、途中から本格的な犯罪に・・・。
というか、まるきり ”三億円事件” みたいなことをしてましたね(^_^;)
手口からなにから、まるでそのままなのはどうなの?(爆)
その後は、悪いやつからだけ金を奪うって感じの仕事を続けるのですが、幼馴染のゆかり(谷村美月)のために足を洗おうとする・・・。

一応原作を読んでるのですが、なので逆に佐藤健くん主演の前日譚ってのが想像つかなかったです。
で、どうも隆志の過去と、結城の追う”MW” の秘密に関係してるらしい。
それはまあいいのですが、そこに結城の協力者で桜田って人物がいるのが不思議でした(原作では一匹狼だったから)。
ちょっと取ってつけたようなキャラに思えてしまった
小出くんファンなので、かたよった見方かも(爆)
彼の最後がなんともせつないというかむなしかったです
爆弾乗せなくてもいいじゃない?

まあでも健くんはかわいかったですね☆
玉木宏は意外と出番少な目。
映画に期待します♪

映画公式HP
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愛を読むひと (2008・アメリカ/ドイツ)

2009/06/28 00:49
ケイト・ウィンスレットがアカデミー主演女優賞を受賞した話題作☆



1958年のドイツ、15歳のマイケルは21歳も年上のハンナ(ケイト・ウィンスレット)と恋に落ち、やがて、ハンナはマイケルに本の朗読を頼むようになり、愛を深めていった。ある日、彼女は突然マイケルの前から姿を消し、数年後、法学専攻の大学生になったマイケル(デヴィッド・クロス)は、無期懲役の判決を受けるハンナと法廷で再会する。(シネマトゥデイ)

これ一応、話題になったころに原作を読んでるんですけど、まったく内容覚えてなかったです(爆)
当時はそれほどおもしろいと思えなかったのですが、多分よくわかってなかったんだなぁと(^_^;)
この映画はとてもよかったので・・・。

以下、ネタバレあります。


最初の方。二人の出会いから突然の別れまでは、かなりエロティックでちょっとびっくり。
多少は覚悟してたのですが、想像以上でした
15歳と36歳・・・。犯罪ですよね(^_^;)
それでも悩みを抱える孤独な女性、ハンナに反感を感じることはなかったのですが。
ただやっぱり不安定な関係ってのは、ひしひしと感じられて・・・。
特に二人で、いつものハンナの部屋を出て旅行に出かけたときはハラハラしました。
レストランでメニューが読めないみたいだったとこと、ウェイトレスに”お母さん” って言われちゃってたとことか。

でもあるひ突然ハンナは姿を消してしまう。
そして何年かたって、マイケルが法学専攻の大学生になったとき、法廷で裁かれているハンナを見ることになる。
しかもその罪は、ナチスの看守だったということ。
衝撃です。
かなり年上の恋人との出会いと別れってだけでも大変なのに、そこにさらにナチスがからんでくる。
マイケルが、その後の人生の人間関係に支障をきたしてしまうのも、なんとなくうなずけてしまう。
全然違うけど、スティーブン・キングの 『ゴールデンボーイ』 を思い出してしまいます。一人のナチ戦犯との出会いが、健全な少年を狂わせてしまうという・・・。
あれほどではないにしても、ナチスがからむと、ちょっとした傷をさらに大きく広げてしまうことがあるのかもしれないと感じました。

ケイトもマイケル少年役のデヴィッド・クロスも素晴らしかった。
ケイトが素晴らしいのはわかってたので、特に期待してなかったデヴィッド君に魅せられちゃいました
子供から大人になっていく過程を見事に演じきってたなぁと。
最初のころから、大学生になって法廷に通うようになったときとの表情の違いに彼の心の成長と苦悩を感じました。
あと笑った顔がなかなかかわいいし、この演技力はなかなか将来有望なのでは

なかなか深い映画でした。
人の罪はどこにあるのか。
”ナチス”という傷はあまりに大きくて、その時代以降の人々にもまだその影響は残り続けている。

もう一回原作を読んでみたくなりました。



公式HP
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青い城 モンゴメリ

2009/06/23 23:11
赤毛のアン』 のモンゴメリの、大人向けな小説です
ほとんど(?)ロマンス小説〜



内容(「BOOK」データベースより)
貧しい家庭でさびしい日々を送る内気な独身女、ヴァランシーに、以前受診していた医者から手紙が届く。そこには彼女の心臓が危機的状況にあり、余命1年と書かれていた…。悔いのない人生を送ろうと決意した彼女がとった、とんでもない行動とは!?ピリッと辛口のユーモアで彩られた、周到な伏線とどんでん返し。すべての夢見る女性に贈る、心温まる究極のハッピー・エンディング・ストーリー。


表紙とタイトルがどことなく 『青ひげ』 を連想させるので、暗い話かなぁと思ったのですが、なにがなにが、まったく100%モンゴメリな作品でした☆

29歳で、一族中から、そして自分の母親ですら、 ”オールド・ミス” だとさげすまれている主人公のヴァランシー。
高圧的で堅苦しい母親や、親戚たちのせいで、ひたすら我慢の、何の楽しみもない生活を送っている。
あるとき、自分の心臓に異常を感じたので医者に言ったら、重い心臓病で余命は1年だと宣告されてしまう。
それで悲嘆に沈むのかと思ったら、思わぬ行動に出るんですよね。
このヴァランシーは♪

それまで何もかもが恐ろしくて、ひたすらおとなしく従順に生きてきたのが、自分の死が近いことを知ったとたん、その恐れがまったく無意味だと気づくんです。
まわりの人々を恐れてきたのも、その中で生きていかなければならなかったから。
もう死んでしまうとなったら、他人の機嫌や未来を気にする必要はないのだと。
それで思ったとおりを口にして、行動するようになります。
私たちからみるとたいしたことではないのですが、彼女の一族の人たちからみたら、もう天と地が違っちゃったぐらいの大騒ぎ。
彼女の気が違ってしまったんだと、みんなが信じてしまう(^_^;)

このちょっとした変化から、彼女の運命がどんどん違った方向に流れていくんですよねぇ。
いやぁな親戚たちを気持ちよくやり込めていくところだけでも十分おもしろかったのですが、中盤からはすっかりロマンス小説に

モンゴメリお得意の美しい風景描写に、甘いセリフの数々。
すっかりラブラブかと思いきや、また終盤気の抜けない展開になってきたりして、最後まで夢中で読んじゃいました。
ああ、おもしろかった

また 『もつれた蜘蛛の巣』 という作品も、文庫化をひかえているそうなので、ものすごく楽しみです(*^_^*)

最近、ちょっと映画をさぼってますが、この週末 『愛を読む人』 に行く予定
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茨文字の魔法 パトリシア・A・マキリップ

2009/06/21 02:45
アメリカのファンタジー作家、マキリップの新作です☆(といっても出たの1月ですが(^_^;))



内容(「BOOK」データベースより)
レイン十二邦を統べる王の宮殿。その下にある王立図書館で、捨て子だったネペンテスは育った。ある日、魔法学校の学生から預かった一冊の本。そこに茨のような謎めいた文字で綴られていたのは、かつて世界を征服した王と魔術師の古い伝説だった。おりしも年若い女王の即位に揺れるレイン十二邦は、次第に運命の渦に巻き込まれていく。名手マキリップが織りなす、謎と伝説の物語。


とっても幻想的で美しい物語でした
でもそれだけではなく、3人の女性の心理をリアルに描いた物語でもあります。

図書館で育ち今は司書として暮らしている、捨て子だったネペンテス。
突然の王の死により、女王となったまだ年若い少女のテッサラ。
無敵の力を持つ魔法使いで、その力を王のためだけに使う女性、ケイン。

このまったく違う境遇の女性3人をそれぞれの視点から描いています。
最初は全然関係ないように見える3つの物語が、最後に一つに収束していくんですよねぇ。
それが秀逸。そして快感
こういう練りに練られたストーリーって最高
始めは夢物語みたいだったのが、だんだん現実味を帯びてくるころには、もうすっかり夢中でした。
それに文章が美しいんですよねぇ。訳もいいんだろうな。

割と最近のものしか読んでないのですが、今のとこマキリップの作品ははずれがないです。
これは完全に女子目線だったので、女性向きかなぁ。
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アヒルと鴨のコインロッカー (2006)

2009/06/15 23:02
重力ピエロ』 を見たので、こちらも見ねばと借りてきました(*^_^*)



大学入学のため仙台に引っ越してきた椎名(濱田岳)は、奇妙な隣人の河崎(瑛太)に出会う。初対面だというのに河崎は、同じアパートに住む孤独なブータン人留学生に広辞苑を贈るため、本屋を襲おうと奇妙な計画を持ちかける。そんな話に乗る気などなかった椎名だが、翌日、モデルガンを片手に書店の裏口に立っていた……。(シネマトゥデイ)

なのですが、ちょっと期待しすぎちゃったかも

あ、以下ちょっとネタバレあります。

『重力ピエロ』は原作を読んでいても十分楽しめたのですが、こちらはやっぱり読んでないほうがよかった。
最初から種がわかっちゃってるから、いろいろ工夫されてる映像も、ちょっと地味目に見えちゃって(爆)
そういえば、よりミステリー色が強いですね、こっちのほうが(^^ゞ
あとやっぱり映画館で見たほうが集中できるから、そのせいもあるかも・・・

それでも悲しい事件が起こるところは泣けましたし、琴美(関めぐみ)が悪いやつらに追い詰められていくところはハラハラしました。
あと瑛太もよかったです☆
見事に河崎とブータン人を演じわけてましたねぇ。
最後もせつなかったな。
でもワンコが無事でよかった

伊坂さんの小説は、ほんとに許せない犯罪者(今回は ”ペット殺し”) が出てくるので、そこがなんとも苦しいです。
それでもたいがいラストは爽快なので救われるのですが、この話はちょっと理不尽な最後にも思えました。
原作読んだときはあんまり思わなかったのですが・・・。
映像だと ”ブータン人” の孤独がより身近に感じられたせいかもしれません。

公式HP




アヒルと鴨のコインロッカー (創元推理文庫)
東京創元社
伊坂 幸太郎

ユーザレビュー:
なんか、すっきりしな ...
頑張る ポスト村上だ ...
読みやすい小説2年前 ...

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四畳半神話大系 森見登美彦

2009/06/07 19:27
パラレル・ラヴ・ストーリー?



内容(「BOOK」データベースより)
私は冴えない大学3回生。バラ色のキャンパスライフを想像していたのに、現実はほど遠い。悪友の小津には振り回され、謎の自由人・樋口師匠には無理な要求をされ、孤高の乙女・明石さんとは、なかなかお近づきになれない。いっそのこと、ぴかぴかの1回生に戻って大学生活をやり直したい!さ迷い込んだ4つの並行世界で繰り広げられる、滅法おかしくて、ちょっぴりほろ苦い青春ストーリー。


四畳半のボロアパートに下宿する、冴えない大学生のお話。

4話にわかれていて、最初の「四畳半恋ノ邪魔者」 が意外とあっけなく終わったなぁと思ったら、なんと次の話も次の話も全部同じ四畳半で同じ学生が主人公の別の話。
新入生の時のサークル選びの選択の違いから始まる、人生の分かれ道。

違う始まりでも、出てくる人やちょっとした出来事なんかはまったく同じだったりして、その繰り返してるところがまた独特のリズムを作ってます。

何をやってもぱっとしない感じの暑苦しい男子学生の、妄想現実取り混ぜた独り言が続くというつくりなのですが、それでも最後まで読むと何故だか爽やかなんですよねぇ。
前に読んだ『夜は短し歩けよ乙女』ほどではないですが、こちらもけっこう爽快なラストです。
あと樋口師匠とか、羽貫さんとか、同じキャラがちょっと出てきます。
きっと同じ大学が舞台なんだろうな。
というか、この人の作品、みんな舞台は一緒かも(^_^;)

それにしてもよく考えられてるなぁという印象。
とても凝ったつくりです。
その凝った構成と、独特の文体のせいか、妙に読むのに時間がかかりました。
このぎっしり詰まった感じがまたよいです。
おもしろかった〜(*^_^*)
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